こんにちは、altoyoスタッフのウルシバタです。
今回は、横浜元町の元町仲通りにある金継ぎのお店 Atelier fourteen(アトリエフォーティーン)にお邪魔してきました!
実は最近立て続けに、へっぽこaltoyoスタッフ1号・2号がドジをしまして・・・
オーナーである金継ぎ師の木村いよさんに、ヘルプミー!とご連絡しまして、金継ぎを教えていただくことになりました。笑
ちなみにわたしが2号です!よろしくお願いします!
Atelier fourteen(アトリエフォーティーン)
Atelier fourteen(アトリエフォーティーン)さんは、1階に「Gallery+Sushi あまね」さんがあるてるのビルの3階にあります。
日差しがたっぷり入るお部屋は、秘密基地のようなワクワク感たっぷり。
落ち着いて金継ぎに集中できる、とっても穏やかな空間でした。
オーナーである金継ぎ師の木村いよさんは元々うつわが大好きだそう。
そこから陶芸に茶道など色々やってみて、最終的に金継ぎに行き着いたそうですよ。
木村さんを虜にした金継ぎの考え方について、熱心に教えてくださいました。
「傷口を美しく修復して、また新しく使う。
うつわを人生に見立て、新品の状態から使い込んで味わいが出てくる、そして傷も出てくる。
それをなかったことにするのではなく、最終的に美しく修復し、また新しく使っていく。
そういう人生や物のあり方が金継ぎにはあるんです。
今、海外でも注目されているんですよ。」
金継ぎ初心者のわたしは、正直「綺麗に修理すること」としか認識していませんでした。
しかし、日本の侘び寂びに根付いた考え方が根底にあったとは!びっくりです!
日本では簡単にうつわが手に入りますよね?
どうせ割れるものだからなるべく安く・・・なんて考えがち。
でも、ちょっと良いものを選んで買って、割れたら直して。
さらに素敵なもの、新しいものとしてまた使っていく・・・
そんな優しい気持ちで、いろんなものを見ることができたら、毎日がちょっと楽しくなりそうですよね。
さて、実際にどんな作業をしていくのかご紹介していきたいと思います!
いざ金継ぎ
まずは断面をくっつけて、隙間を埋めていきます。
かけている所が、今よりもボロボロしてこないように
少し断面を綺麗にしましょう♪
しっかり目にやった方がいいですか?
さらにかけちゃうと良くないから、軽くで大丈夫ですよ〜
尖っている所を滑らかにしてあげてね
そしたら接着しましょう。
2種類のセメダインをよく混ぜて・・・接着面に全部塗っていきましょう!
なるべくはみ出ないように気をつけてね。
指で触ってた時より、ゴツゴツしてて難しいです〜汗
隙間を絶対に無くしたいので
ぎゅーぎゅー押してはめていきますよ〜
破片をはめるのが難しいです〜笑
乾いてきたので、はみ出た接着剤を取っていきましょうか!
さらにヤスリをかけて綺麗にしていきましょう。
表面についた接着剤を完全に取っちゃってください〜
次はパテで小さい穴を埋めていきます。
爪楊枝で埋めたいところに少しずつのせていきます。
ある程度のせたら、指にお水つけてトントンすると綺麗になりますよ♪
この埋める作業、工作感があって楽しいですね!
じゃあいよいよ塗っていきましょう〜
なるべく薄ーく塗って、太さよりもブレがない方が綺麗に仕上がりますよ。
筆ほっそいですね!手が震えます〜
粉を撒くときに筆でつけるんですが、
近くにポンポン落として、箒ではくようにサッサーっとのせます
なんか鑑識みたいです・・・指紋採取みたいな笑
真綿で優しく磨いて・・・完成です!
今回は本漆なので1週間くらい乾かして、水洗いしてもらえば使えますよ♪
久しぶりに集中して細かい作業をしたので、なんだかスッキリした気持ちになりました。
達成感もあって、すごく楽しかったです!
ありがとうございました!
住所:横浜市中区元町1丁目37-4 てるのビル 3F
レッスン日程:月毎に異なるため、Atelier fourteen(アトリエフォーティーン)のホームページをご確認ください。
レッスン料金:4,000円 / 回+金代
アクセス:みなとみらい線「元町・中華街」駅、5番出口(元町口)より、徒歩3分
JR京浜東北線・根岸線「石川町」駅より、徒歩10分
メールアドレス:atelierfourteen.info@gmail.com
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