大きさと使い方

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こういう時に便利な大きさってどれくらいなのかしら?
うつわ屋さんに来たはいいものの、大きさに困ったというお声をよく耳にします。
皆さんもそういうことありませんか?
私もあります。両手で円を作ってみてもあれ?どんなだったかな?と。笑

今回は大きさに迷わず、スッとお買い物ができるお手伝いができればと思います!

目次

うつわって”寸”よね

はい、そうなんです。
うつわのサイズ表記は基本的に”寸”で書かれています。
これは和食器に限らず、洋食器なども同じ。
令和な現代にはほとんど馴染みのない”寸”は、江戸時代末期に定められてから日本で使われている長さを示す単位です。
1寸=約3cm
人の体を基準としているため、人が使うものの大きさを決めるのにピッタリなのかもしれません。

「これくらいの〜」と家を出る前に覚えてきたはずなのに、お店に着いたらあれ?となることありますよね。
そんな時に便利なのがあなたの手です!
手を電話の形にして、親指〜小指までの長さを測ってみてください。
この時の長さを覚えておくと、うつわ屋さんでのお買い物に限らず何かと便利ですよ。
かく言う私も、オーナーに教えていただいて初めて知りました。(ちなみに私は6.5寸でした)
これでもう両手で作った円とはオサラバですね。
自分の手の長さを基準に、ピッタリの大きさを見つけることができるはず!

大きさと使い方

豆皿・豆鉢(〜3寸)

豆皿・豆鉢と呼ばれる大きさは3寸(約9cm)。
大きさも見た目も可愛らしいので、ついつい集めてしまいますよね。
(小さいから場所も取らないし!)
お醤油とわさび、ネギやミョウガなどの薬味、お漬物をのせたりと、いくつあっても困らない豆サイズ。
大きいプレートやお盆の上に、好きな豆皿をたくさん並べて、好きなおかずをちょっとずつ盛って・・・。
イメージしただけで楽しい食卓になること間違いなしですね。
最初はコーディネートに悩んでしまうと思うので、好きな色でワントーンにまとめて大人シックな雰囲気に。
ちょっと気分を変えたいなーと思いはじめたら、色も柄も質感も自由に遊んでみるとさらに楽しいと思います。

小皿・小鉢(〜4寸)

豆皿・豆鉢よりもひと回り大きいのが小皿・小鉢。
”小”と名前に付くとそんなに入らないのでは?と思いますが、胡麻和えや切り干し大根の煮物、卵焼きなど、しっかり盛ってもちょうどいい大きさです。
煮豆や大学芋なども鮮やかに映えると思いますよ。

小物入れとして、鍵やアクセサリーを置いても楽しいですね。

中皿・中鉢(5〜7寸)

5〜7寸(約15〜21cm)の中皿・中鉢はマルチパフォーマー。
取り皿としても、メインのおかずを盛るのにも使いやすい大きさです。

5寸

食事の取り皿としても使いやすく、1人分のサラダなどにもちょうどいいサイズです。シュークリームやシフォンケーキなどをのせて、おやつ時間にも活躍しますよ。

6寸

盛り皿としてはやや小さめなので、目玉焼きとウインナーで朝食に並べたり、カヌレなどの焼き菓子やカットケーキをのせても良いですね。パン皿にも使いやすい大きさです。

7寸

メインのおかずを盛るのにちょうど良い大きさです。
カレーやオムライス、ハンバーグなど・・・みんなが大好きなメニューを盛って、たっぷり楽しんでみてください。

大皿・大鉢(8寸〜)

8寸〜(約24cm〜)の大皿・大鉢は、テーブルに運ぶと迫力があって、ちょっとリッチな食卓にしてくれます。
家族との食事では必ず使うサイズ。おかずをたっぷり盛って、取り皿・取り鉢と一緒に使えますね!
フレンチトーストとベーコンエッグ、ハンバーガーとフライドポテトなど、ワンプレートとして使いたくなる大きさですよね。
ボリュームのあるサイズ感を活かし、ケーキをのせるだけでも贅沢な気分になります。もちろん、リゾットやパスタを盛っても、たっぷりとしたレイアウトで満足感がありますよ。
とんかつやカレーなどのみんなが大好きなメイン料理にも便利ですね。

食器棚の場所はちょっと取ってしまうので倦厭しがちですが、大は小を兼ねると言いますので一つあると便利ですよ。

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