作家 山本一仁さん

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山本一仁さんのうつわは、土の力強さや遊び心がたっぷり。
わたしも一目惚れして、織部黒抜き白丸ストライプたまご皿 小を購入しました。
織部黒抜き白丸ストライプたまご皿 小は、スタッフのおすすめで紹介しております。うつわ選びの参考に読んでみてください。)
忙しい日の時短料理も、あっという間に素敵になります。仕上げの隠し味と言っても過言ではありません。

みずみずしい織部をはじめ幅広く斬新な作風を持つ山本さんに、今回はじっくりとお話を伺いました。

目次

プロフィール

1973年 静岡建南伊豆に生まれる
1995年 大東文化大学法学部卒業
1996年 埼玉陶芸展入選 陶芸グループ展(聖蹟桜ヶ丘京王)
1997年 埼玉県小川町に築窯 独立、花の花器展特選 個展(ぎゃらりー四万十)、陶芸グループ展((聖蹟桜ヶ丘京王)
1998年 個展(ぎゃらりー四万十)
1999年 個展(アートショップMOMO)、個展(世界観ギャラリー)
2000年 個展(伊勢丹松戸店)、個展(丸善日本橋店)、個展(伊勢丹府中店)
2001年 個展(伊勢丹松戸店)、個展(丸善津田沼店)、個展(静岡伊勢丹)、個展(丸善日本橋店)、個展(世界観ギャラリー)
2002年 個展(伊勢丹松戸店)、埼玉県都幾川村に移転、個展(ぎゃらりー四万十)
2003年 個展(伊勢丹松戸店)、個展(丸善日本橋店)

Q&A

陶芸の道に進もうと思った理由・きっかけを教えてください。

大学2年生の時に陶芸サークルに入ったのがきっかけです。
そこからハマってしまって、楽しくて仕方なくなって、どうにか仕事にできないかな?と考えたのが始まりです。

灯油窯、ギャラリーをご自身で作られたり陶芸以外にも「作る」ことに積極的でいらっしゃいますが、元々ものづくりがお好きでしたか?

そうですね。ものを作ることは大好きですね。
あとは一回初めると、ある程度のところまでやりたくなってしまうんです。

山本さんのうつわは個性的でアートのようなデザインのものが多く素敵だと思うのですが、そのアイディアはどこから着想を得ているのでしょうか?

うーん・・・常に考えてますね。四六時中。
何かから着想得ているとかではないんです。
作っていなくても常に考えているので、それも作っているようなものですね。笑

とても親切な価格帯でびっくりしたのですが、価格帯にも気を配っていらっしゃるのでしょうか?

そこもやっぱり考えますね。
手に取りやすい価格、買いやすい価格にできるように気を付けています。
なので、その分たくさん作ることで、生計を立てていけたらなっていうのが仕事のスタイルですね。
簡単にいうと、薄利多売ってことです。

山本さんが思う陶芸の魅力を教えてください。

とにかく面白いところですかね。
もうずーっと作っていたいんです。時間があれば。
ずっと工房にいられるなら、ずーっと作っていたいです。
だから最近は個展の会場にも行かないようにしてるんです。
工房にいた方が面白いから、仕事に戻りたくて仕方なくって。笑
焼き物って飽きないんですよねー。
やっぱり奥が深い、まだまだ深いなーって思います。
もちろん苦しい時もありますけど、続けてるってことはやっぱり好きなんでしょうね。笑

陶芸を含め、これからの目標や夢ありますか?

焼き物に関しては、見た人がこれが欲しくて欲しくて仕方ない!って思うようなものを作りたいですね。
これを手に入れないとどうしようもないと思わせるような・・・
上手いとか綺麗だとかではなくて、そういう衝動を産ませるようなものを作りたいですね。
今はあえていろんなことをしてみて模索してるような感じです。

最後に

山本さんのお話いかがでしたか?
陶芸が本当に本当に大好きなんだなぁと感動しました。
ここまで一つのことに対して夢中になれるのは、とても素晴らしいと思います。
たくさん考えたり悩んでいる時もどこか楽しそうな姿が、ちょっと羨ましいです。

山本さんは大学で陶芸に出会ってから、ほとんど独学で学んでいるそうです。
だからこそ、型にはまらない自由なうつわ作りができるのだと思いました。

陶芸って面白い!という陶芸愛が表れている山本一仁さんのうつわ
ぜひ皆さんにもお手にとっていただけたらと思います。

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